息ぴったりに演奏する生徒

 日高高校の箏曲部は18日の昼休み、学校の図書館で新春恒例の弾き初め会を開いた。

 1年生12人は300年以上前に作曲された古典の名曲「六段の調」を披露。練習してきた成果を息ぴったりの音色で響かせた。

 2年生3人は「雪月花に寄せて」で、少ない人数ながらも迫力ある演奏を披露し、観客の生徒と教職員は優美な音色を楽しむとともに、繊細な指使いにも見入っていた。

 箏曲部は3月20日に市民文化会館で創部55周年記念定期演奏会を予定しており、同部OGらでつくる菊明会も賛助出演する。