久留米町長から激励を受ける岡本課長㊧と湯川課長

 日高川町は16日、石川県で発生した能登半島地震の被災地に第1陣の職員2人を派遣した。今後も第3陣まで、各陣2人ずつの計6人を送り、現地で農業集落排水施設の被災状況を確認する。

 農業集落排水施設を有する自治体等の間で締結している災害対策応援に関する協定に基づき、日高川町と三重県の伊賀市が初めて石川県で復旧活動を行う。日高川町は2012年に協定に加盟。今回が初めての災害支援で、石川県の津幡町、宝達志水町、中能登町の3町を訪れる。現地では水道が復旧しているが、下水は復旧していない地域があるという。

 第1陣は農業振興課の岡本貴裕課長と税務課の湯川敬介課長の2人。16日に職員が役場玄関前駐車場で見送り、久留米啓史町長が「災害で大変な被害を受けていますが、一日も早く復旧、復興が叶うための一助となるように頑張ってください」と激励。2人は「少しでも現地の手助けになれるように頑張ってきます」と車で出発した。