一斉にカルタに手を伸ばす子どもたち

 日高町中央公民館主催の新春子どもカルタ会が5日、同公民館で開かれ、小中学生10人が楽しく枚数を競った。

 毎年恒例で、日高町かるた愛好会のメンバーにやり方を教えてもらいながら、五色百人一首といろはカルタに挑戦した。2グループに分かれ、カルタを囲むように輪になり、手を後ろに回して準備万端。いろはカルタでは、愛好会メンバーが「頭隠して尻隠さず」「サルも木から落ちる」「犬も歩けば棒に当たる」などを次々と読み上げると、子どもたちは一斉に手を伸ばして「はい!」。ゲットした子どもは笑顔いっぱいで、負けた子どもは「早いなー」とため息を漏らしていた。

 グループ別に表彰を行い、優勝は田中翔琉君と小河原凛さんだった。