漫才を披露する骨付きバナナ(右がこうだいさん)

 美浜町敬老会が28日、御坊市民文化会館で開かれ、演芸の部ではお年寄り400人が漫才やコンサート、ダンスなどを楽しんだ。

 漫才では、御坊市出身のこうだいさん(27)と有田川町出身のうえしさん(30)のコンビで、松竹芸能に所属し大阪などで活躍している「骨付きバナナ」が登場。こうだいさんは小中高と過ごした地元御坊のネタを繰り出し、「僕の体の半分は丸金のコロッケ、もう半分はヤナギヤのパンでできています」などと話し、会場からは笑いが起こっていた。このほかオークワロマンシティを取り上げたネタなどを披露した。漫才のほか町文化協会芸能部の腹話術やカラオケ、フォークダンス、田川寿美さんのコンサートがあった。

 式典では籔内美和子町長が「健康寿命を延ばす3つの柱は栄養、運動、社会参加。そして笑うこと。口角を上げて、にっこりを毎日やってください。お友だちと出かけたり、お話したり、運動したりと、みんなで一緒に笑って、これからも元気でお過ごしください」と式辞を述べ、米寿を迎えた人に記念品を贈呈。来賓で町議会の谷重幸議長が祝辞を寄せ、町老人クラブ連合会会長の田中正子さんが謝辞を述べた。