「皆さん来てください」 ポスターと太鼓のばちを手にPR

 御坊市の湯川小学校で19日、第17回湯川町夏祭り(同実行委員会主催)が開かれる。午後7時から。

 今年はコロナの影響で4年ぶりの開催。当日はグラウンドの中央にやぐらを組み、同校の5・6年生5人が地元に伝わる「湯川音頭」など5曲に合わせて太鼓をたたき、地域住民らが盆踊りを楽しむ。

 夏祭りのテーマは「伝えていこう! 私たちのまちの歌『湯川音頭』」で、「湯川音頭」を後世に引き継ぐことを目的に開催。太鼓をたたく児童が先月24日から湯川コミュニティセンターで夏祭り実行委員山本隆史さんの指導の下、盆踊り曲の「湯川音頭」「ズンパ音頭」「炭坑節」「紀州河内音頭」「元気音頭」を練習している。

 当日はオープニングで天音太鼓保存会のメンバーが演奏。景品が当たるお楽しみ抽選会も催される。会場のグルメコーナーでは市内の「いきいきうどん」「湖月堂」「笑味屋」「藤川酒店」が出店し、ゲームコーナーではスーパーボールすくい、射的、スピードくじが並ぶ。

 実行委員会は「家族そろってお越しください」と多くの来場を呼びかけている。