チラシを手に山本塾長

 印南町の切目川ダムで8月13日、イベント「切目川ダムの夏夜~水源地の村の本気の夏祭~」が開催される。午後4時から9時まで。

 主催は地元の有志団体真妻やまびこ塾(山本育男塾長)。「地元を離れた若者が帰って集まる場所をつくろう」と、約30年前から旧真妻小学校の高さ33㍍のメタセコイアのライトアップを実施し、住民らが集まるイベントを開催してきた。

 今回は切目川ダムを舞台に「真妻を残していくためにできること」をテーマに、さまざまな催しをメンバーらが手作りで企画。切目川にすむカニやウナギの展示、メダカすくいなど子どもたちの自然学習コーナーやゲーム、ビンゴ大会もあり、最後にはダムでの打ち上げ花火も予定。帰省する人が多くなる盆の時期に毎年恒例の行事として定着させ、イベントをきっかけに真妻に関わってくれる人を増やしていきたいとしている。

 山本塾長は「ダムが完成してもうすぐ10年になります。新たな地域のシンボルとして、にぎわいの創出をしていければ」と話している。

 現在、花火の協賛金も協力を呼びかけている。問い合わせは山本塾長℡090―8885―5034。