先日、南部海岸でスポGOMI大会が開かれ、家族連れや職場の24チーム107人が参加。小さい子どもからお年寄りまで、ゴミ拾いという競技を通じて環境問題への関心を高められる素晴らしい取り組みだと感じた。


 スポGOMI大会は一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブが提唱。「ゴミ拾いはスポーツだ」を合言葉に、チーム対抗の競技としてゴミ拾いを楽しみながら地域美化に貢献できる。2008年に最初の大会が開催されて以降、大会数や参加人数は年々増加。19年には全国で139回の大会が開かれ、累計参加人数が10万人を突破。同じ年には地方大会を勝ち抜いた高校生が集うスポGOMI甲子園のような大会にも発展し、海外にも広がりつつあるそうだ。


 県内では16年度から開催されており、今年度は日高川、美浜町に続いてのみなべ町大会で、日高地方に集中。一層、ゴミ問題への意識向上にもつながっていると期待される。ところが、ちょうどみなべ町での取材が終わって国道42号を車で走っていた時、信号で停まっていた前の車の窓から、たばこの吸い殻がポンっと飛び出してきた。道路に落ちたたばこはまだ火がついていたらしく、煙がモクモク。後ろ姿を見る限りいい歳の男性のように見えたが、子どもたちが海岸で一生懸命ゴミを拾っているかと思えば、かたや心ないポイ捨て。全く腹立たしいというか、情けないというか。こんな人にはいくら言ってもきかないかもしれないが、それでも粘り強く啓発していくしかない。一人ひとりが環境への意識を高められるよう、子どもの教育はもちろん大切だが、大人には厳しい指導や罰則が必要かもしれない。(吉)