川岸からそっと放流する児童

 みなべ町、南部川漁業協同組合(永井誠組合長)のアマゴ放流が14・15日、高城と清川の南部川や支流計10カ所で行われ、1600匹を放った。

 15日には旧清川中学校裏手の軽井川で清川小学校1・2年生6人が約200匹の放流を体験。バケツに入れてもらった体長10㌢ほどのアマゴを、川岸からそっと放流した。2年生の田中椛(いろは)ちゃん(8)は「触ってみたらニュルニュルしていました。元気に育ってほしいです」とにっこり。

 同組合では南部川水系でアマゴの遊漁鑑札は発行していないが、日高川漁協からアマゴを仕入れて5年前から試験的に放流し、環境保護に努めている。