日高中津3年時、夏の和歌山大会で力投の入山投手(2018年)

 プロ野球ドラフト会議が20日開かれ、日高中津出身で東北福祉大(宮城県)4年の入山海斗投手(22)=大阪府守口市出身=がオリックスから育成3位で指名を受けた。高校時代にもプロの注目を集めた最速150㌔超の直球を投げる右腕。日高中津からのプロ野球選手誕生は、2013年のドラフト以来6人目で、同校の関係者も喜び、エールを送っている。

 入山投手は中学硬式の守口リトルシニアを経て、日高中津では2年の秋に背番号1の座を獲得し、秋季県大会に全試合で登板。準優勝、近畿大会出場に貢献し、特に準決勝、決勝で好救援を演じた。

 2年冬に和歌山選抜のメンバーとして参加した台湾遠征で143㌔の直球を計測。大学ではリーグ戦登板は1年秋の1試合のみにとどまったが、練習試合や紅白戦では好投を続け、最速を150㌔を超えるまで伸ばしてきた。

 オリックスのホームページには「スリークオーター気味のフォームから繰り出される140㌔後半のストレートが最大の武器。ポテンシャルが高く将来性抜群」と、スカウトのコメントが掲載されている。

 大学のオフシーズンには日高川町の母校のグラウンドに顔を出すという入山投手。高校時代の恩師で現在も日高中津の監督を務める山本誠司さん(48)は「入学時から身体能力が高く、伸びる選手だろうという思いで指導、起用する中で、強い球を投げて磨けばプロの可能性はあるとの思いで取り組んできました」と振り返り、「まずはおめでとう。ただ、育成での指名で、すぐに結果が求められるプロの世界。焦らず、だけどしっかり一日一日勝負してほしい」とエールを送っている。