
御坊広域行政事務組合が進めている御坊広域清掃センター(御坊市名田町野島)のマテリアルリサイクル推進施設建設工事が終盤に差しかかった。廃プラスチックを再利用する施設で、建設しているストックヤードはほぼ完成。年末までに完成させ、来年1月からの稼働を目指す。同時進行の焼却施設基幹的設備改良工事は2023年度末までの完成予定。
清掃センターは組合を構成する御坊、美浜、日高、由良、印南、日高川の1市5町で発生する一般ごみを処理。マテリアルリサイクル推進施設整備は20年10月から開始し、現センターの北約300㍍にある旧焼却施設(1980年竣工)を全て解体・撤去。今年4月からは跡地にリサイクルする廃プラスチックのストックヤードを建設している。
施設は鉄筋コンクリートの平屋建て(一部2階建て)で、延べ面積は1108・97平方㍍。11月中に施設が完成し、その後、リサイクル事業を委託している株式会社資源開発(田辺市文里)が機械などを搬入、年明けから稼働となる。持ち込まれた廃プラスチックは細かく粉砕され、燃料としてリサイクルされる。工事期間中は田辺の資源開発で処理されている。事業費は13億9947万円。
焼却施設の改良は20年10月から開始。1997年の竣工から25年が経過し、老朽化している焼却炉などの機器類の取り換え工事や補修を行っている。現在は2基の焼却炉のうち1基の改修が完了するなど工事が進んでいる。事業費は35億3952万円。
マテリアルリサイクル推進施設、焼却施設基幹的設備改良の設計・施工は千葉市のJFE環境テクノロジー株式会社(﨑山芳行代表取締役)。


