担当する由良町で11、12月、家庭教育講座が開かれる。同じく担当の日高町でも開かれた家庭教育の講座。内閣府のホームページによると、家庭教育は基本的な生活習慣や倫理観、自制心、自立心など「生きる力」の基礎的な資質や能力を育成するもので、すべての教育の出発点であるとされている。

 しかし、近年の都市化や核家族化、少子化に伴って、育児不安の広がりや子どもの教育の仕方が分からない親の増加など、家庭の教育力の低下が指摘されており、文部科学省が2002年7月に取りまとめられた「今後の家庭教育支援の充実についての懇談会」報告等を踏まえ、家庭教育に関するさまざまな学習機会の提供を通じて支援。県教委も家庭教育支援事業を行っている。

 日高町で開かれた家庭教育講座は「子どもたちの『夢と生きる力』を育む」として、講師が子どもたちと関わり方のポイントについてワーク(作業)を交えて解説。初めに目を見ず頭の中でしりとりをする相手、次に目を見てうなずく相手に話をし、話す側の気持ちを考えた。明らかに初めの方がしゃべりづらそう。一方、次の方はどんどん言葉が出ていた。

 子どもの話を「きく」ときのポイント。子どもがもっとしゃべりたくなるように、BGMのように「聞く」や尋問の「訊く」ではなく、「相手を見て一生懸命、うなずきながら笑顔で、おしまいまで」の「聴く」を意識するのが大切という。子どもだけでなく、大人にも言える話。子どもたちの「生きる力」を育むため、家庭教育を支援する地域、私たち大人も考え、やれることはたくさんあるはずだ。(笑)