焼き供養で卒塔婆を投入され、大きく上がる炎

 印南町島田、宗教法人弘龍庵で20日、水子供養会が開かれ、県内を中心に約1500人が参列した。

 水子供養は、さまざまな理由で亡くなった新生児や胎児の魂を供養する。会では水子地蔵の前でお勤めがあり、参列者が次々と焼香。その後グラウンドで焼き供養が行われ、中央に設置された大きなかまに約2500本の卒塔婆(経文が書かれた木片)が投入された。

 婦人部が唱える御詠歌が響く中、次第に炎も大きくなり、参列者は手を合わせ水子の冥福を祈っていた。