日本テレビ系列の24時間テレビチャリティーで、御坊市湯川町財部の御坊こども食堂のトイレが改修され、6日、同食堂に「24時間テレビ支援施設」などと書かれたプレートが贈呈された。
全国から寄せられたチャリティー金を活用し、近畿地区では2019年度から子ども食堂支援事業を実施。2府4県の子ども食堂を対象に物品やリフォームの希望を募り、約50施設の応募の中から14施設が選ばれた。県内ではすさみこども食堂との2施設。
御坊こども食堂のトイレは和式だったが、洋式にリフォーム。改修費用にチャリティー金が充てられた。贈呈式では読売テレビ株式会社のビジネスプロデュース局イベントビジネスセンターの田中壽一専任局次長から、御坊こども食堂を運営するNPO法人フードバンク和歌山の古賀敬教理事長にプレートが手渡され、田中次長は「コロナなどで生活苦の家庭が増えている。少しでもお役に立てれば」と述べた。古賀理事長は「和式に慣れていない子や障害を抱えた子もいるので、施設のトイレが利用しやすくなった。改修していただいてとてもありがたい」と感謝の気持ちを伝えた。