印南町南谷、元稲原西保育所近くの国道425線沿いに、メダカの無人販売所が設置されている。


 野生のメダカは絶滅危惧種に指定されているが、約10年前から鑑賞用メダカの品種改良がブームに。飼育の手軽さで初心者も育てやすいことや、コロナ禍のペットブームも後押しし、近年人気が高まっている。


 販売しているのは同地区でメダカの養殖業をしている小守淳さん(46)。3年前から養殖業を始め、現在約20種類のメダカを飼育している。販売所は先月29日に設置したばかり。体のラメが特徴の「サファイア」「紅白」「月下美人」「ユリシス」、体が短くポッコリとしたお腹が特徴の「ダルマメダカ」などを販売している。


 メダカの数は種類によって異なるが、1パック4、5匹入りで500円。「欲しい種類がある場合、連絡してもらえれば対応します」と話している。無人販売は午前7時半から午後6時半まで。問い合わせは小守さん℡080―5353―6925。