笹飾りを持ってきた親子

 一般社団法人御坊青年会議所(JC、小林久起理事長)の第46回七夕まつりが7日、御坊市の小竹八幡神社で開かれた。

 境内には、地域の子どもたちや老人ホーム、事業所などから寄せられた笹飾りで七夕ムード満点。色とりどりの短冊には「世界平和」「赤ちゃんが無事に生まれてきますように」「アンパンマンの工場に行きたいな」などさまざまな願い事がつづられていた。

 笹飾りの受け付け以外の催しは、新型コロナの影響で3年ぶりに企画。子どもたちは、バルーンアートや竹細工の水鉄砲作りを体験。ふれあい動物村では、ミニチュアホースに乗ったりして笑顔で楽しんでいた。神社前には、みなべ町を除く日高地方6市町と県のPRブースも設けられ、きいちゃんやみーやちゃん、まつりん、クエ太郎、ゆらの助などのゆるキャラが登場すると、子どもたちは大喜びで一緒に写真を撮ったりしていた。日が暮れてからは笹はらい式が行われ、小竹伸和宮司のおはらいのあと花火に点火。御坊少年少女合唱団の演奏とともに、短冊に込められた願いが天に届けられた。

 イベントを担当したJCの和田俊哉地域共創委員長は、「大勢の来場者で各催しも大盛況でした。子どもたちのたくさんの笑顔が見られてよかったです」と話していた。