市消防職員が模擬花火で説明

 子どもたちの花火による火災やけがを防ごうと、御坊市消防は市内のはこぶね幼稚園で幼年消防クラブのメンバーを対象にした花火教室を開き、3~5歳児が花火の正しい遊び方を教わった。

 予防課の職員が講師となり、「ルールを守って楽しい花火」と題して指導。「大人と一緒に遊びましょう」「水の入ったバケツを用意する」「風が強いときはやめる」「花火を人や家に向けたり、燃えやすいもののある場所で遊ばない」といった約束を守るよう呼びかけた。手作りの模擬花火も使い、分かりやすく説明。園児たちは実際に手持ち花火で遊んで勉強した。

 子どもたちに花火の正しい遊び方を学んでもらうことで火災予防啓発を図る教室。公益財団法人日本煙火協会から花火や啓発用ポスターの協力があり、今年度ははこぶねを含めて6園で行う。