大輪の花を咲かせている大賀ハス

 美浜町三尾の大賀池で、大賀ハスが美しい大輪の花を咲かせている。つぼみもたくさんあり、これから見ごろが続きそう。

 大賀ハスは1951年、千葉県千葉市の遺跡で発掘された2000年以上昔の古代のハスの実を、ハスの権威だった大賀一郎博士が発芽、開花に成功したロマンあふれるハス。美浜町には62年に分根され、和歌山大賀ハス保存会(阪本尚生会長)が大切に保存しており、今年も美しい花を咲かせた。

 同保存会では、今月中旬から下旬に観蓮会を計画している。新型コロナ感染対策を取りながら、恒例の象鼻杯は定員を設けての実施を考えている。