ジャンボタニシをたもで捕獲する参加者

 美浜町農業振興研究会、JA、日高振興局のジャンボタニシ一斉駆除が26日、美浜町内の水田で行われ、今年は例年より少ない30㌔を駆除した。

 稲を栽培している約50人が参加。和田、吉原、田井地区の水田やあぜ、水路などでブラシで卵をこすってつぶしたり、捕獲するなどした。

 おととしは70㌔、昨年は90㌔を駆除しており、今年は昨年の3分の1だった。和田の生産者からは「見た目にも去年より少ない」との声が聞かれた。

 ジャンボタニシは田植え後の苗を食害し、稲の生育や収量に大きな影響を与えるため、毎年この時期に一斉駆除を実施している。