子どもたちを見守るカッくん

 印南町印南原のオンツツジの郷で19日、「あじさい祭」が開かれ、梅雨の晴れ間のなか、多くの親子連れでにぎわった。

 稲原さんぽ道の会(吉岡登代表)が主催。同会が整備するオンツツジの郷では、山の斜面にさまざまな種類の花や木を植えている。アジサイが満開になるこの時期に合わせ、地元の子どもらが楽しめるようにと約5年前から企画。今年はコロナの影響で2年ぶりの開催となった。

 斜面の一番上の広場には、お絵かきコーナーやシャボン玉コーナーなどが用意され、子どもらは思い思いに楽しんでいた。印南町のマスコットキャラクター「カッくん」も訪れ、イベントを盛り上げた。

 町内から母親と一緒に来た三木ひなたさん(6)は、「斜面を登るのがちょっとしんどかったけど、アジサイがとってもきれいでした」と話していた。