ミニチュアホースに餌をやる児童

 南部高校で19日、南部小学校1年生33人が、ミニチュアホースとのふれあいを体験した。

 南部高校では学習の一環で18年前からミニチュアホースのオスとメスの2匹を飼育しており、ふれあいの場を毎年提供。現在餌やりなどの世話をしている食と農園科の2年生4人が、自分たちが育てたニンジンの葉を餌にしていることや、2匹の名前がみなべ町を由来にして「ナンナン(南南)」と「ベベ(部部)」で、いずれも年齢は24歳、人間でいうと70歳であることなどを紹介。児童たちは2匹への餌やりを体験し、頭や体をなでたりして、「かわいい~」「ふわふわしてる」などと大喜び。坂本恵人君は「葉を食べて引っ張る力がめっちゃ強かった。かわいかった」。

 動物が大好きでミニチュアホースの世話をしている杉若華音さんは「アドベンチャーワールドでしか見ることができないような動物が、身近にいることを知ってもらえたと思います。子どもたちが喜んでいる姿を見て、私もうれしいです」と話していた。