砂防ダムを建設する保健福祉総合センター近くの現場

 県は、日高町小中の保健福祉総合センター近くで砂防堰堤(えんてい=ダム)の建設を進めている。

 場所はセンター北側の山の中。土石流に対応する砂防堰堤を建設し、防災機能を高める。日高振興局建設部河港課によると、初年度の2020年度に測量・設計を実施し、昨年9月から工事用道路の建設などがスタートした。今後、堰堤(長さ48㍍、高さ5㍍)の建設に着手し、その後に堰堤の南側(保健福祉総合センター側)に副堰堤(長さ37㍍、高さ4・2㍍)などを整備する。3、4年先の完成を目指している。

 測量は御坊市の株式会社赤坂測量設計(新谷年宏代表取締役)、設計は有田川町の有限会社清水測量(岩井憲司取締役)、施工は志賀の株式会社稲垣工務店(稲垣武夫代表取締役)。