県内外の多くの企業で1日、入社式が行われ、新聞、テレビをはじめ、メディアに取り上げられていた。未来に希望を抱き、目を輝かせる新入社員に、各社のトップがメッセージ。人生の大先輩が将来を担うルーキーに人生訓を送っていた。

 インターネットで見てみると、トヨタ自動車の豊田章男社長は「人は、喜々としてやっている人のところに集まる。どんなことでも楽しんでやる。当たり前に聞こえるかもしれませんが、会社で仕事をするうえでは、重要なことではないかと思っています」。楽天グループの三木谷浩史会長兼社長は最も重要なのは「謙虚であること」と強調し、「決してごう慢な態度や行動をとってはならない。謙虚な姿勢を忘れずに新たな道を歩んでいってほしい」と呼びかけていた。

 筆者も、県内で注文住宅等を手掛ける御坊市薗の株式会社サンクリエーションの入社式におじゃま。記事で書ききれなかった部分を加筆、再編集して紹介する。角幸彦会長は「それぞれ興味のあること、好きなこと、自信のある得意なことを極め、ここは負けないというものを一つ持っておくことが重要。それに集中して進んでいけば目標は達成できます」と訓示。成岩慎吾社長も「きょうから社会人になる中で志、信念を持って、目標を立ててほしい。短所は気にせず、それぞれの長所を伸ばし、この活躍の場で楽しみながら頑張ってください」と激励した。

 私たちの会社で入社式はないが、何年かに一度や年に何度か新入社員を迎える。個人的には三浦源吾御坊市長が言う「明るく、楽しく、前向きに」という姿勢が好き。入社したのは15年以上前になるが、初心を忘れず頑張りたいと思う。

(笑)