ユニセフに寄付した児童会のメンバー

 みなべ町高城小学校(夏見和敏校長)の児童会が、薬草の益金や自分たちで募った募金を合わせた2万5410円をユニセフ(国連児童基金)に寄付した。

 児童会では毎年、ユニセフに寄付するため、薬草作りの葉っぱちぎりを行っている。昨年10月、地域住民から提供してもらったビワやカキ、ドクダミ、サルノコシカケなどから葉をちぎって集めるなど、全校児童で作業を行った。葉は清川の梅加工会社「紀州薬師梅」に買い取ってもらっていた。益金の一部の2万円と、児童会が校内で募った募金を合わせて寄付した。

 児童会の岡﨑秀翔会長(6年)は、「世界には困っている子どもたちがたくさんいることを学びました。栄養や薬に役立ててもらいたいです」と話していた。