パチパチと音をたてて炎が燃え広がる西川の土手

美浜町の西川河川改修事業推進協議会(吉田敬会長)は26日、町内を流れる西川の土手で年明け恒例の草焼きを行った。


 土手を焼くことで病害虫を駆除し、生態系をリセットすると同時にごみのポイ捨て等も減ることが期待されるなど、河川管理維持には大切な行事。今回は田井の令和新橋上流から和田の入山の北の県道にかけて、協議会の会員や日高川・美浜町土地改良区、関係地区、町職員など約100人が参加し、消防団の協力も受け、周囲に燃え移らないよう風向き等に気を配りながら作業を行った。


 美浜建設業組合(宮井寿明組合長)の協力を得て、今月19日に刈って乾燥させておいた草や雑木も焼却。土手の草にガスバーナーで火をつけると、途端にパチパチと音をたて、勢いよく炎が上がっていた。


 吉田会長は「今年こんなに焼けたら、河川改修工事も早く進められるのではないかと期待しています。皆様のご協力、ありがとうございました」と話していた。