優秀賞の古久保さんの作品

 県と県河川協会主催の第23回きのくに川の日絵画コンクールの入賞作品が決まり、日高地方から小学低学年の部で南部小学校2年の古久保いち夏さんの作品が優秀賞に選ばれた。

 川を美しくする心を持ってもらおうと毎年小中学生を対象に行っている。今年のテーマは「大好き! 和歌山の川」。県内小中学校157校から1818点の応募があり、県美術家協会や県美育連盟関係者ら3人が審査。4部門で最優秀、優秀、入選、佳作計146点を選んだ。

 古久保さんは家族で川に遊びに行ったときのことを絵で表現した。川に入って遊ぶ子どもたち、河原にはテントやキャンプファイヤー、スイカなどが描かれており、楽しさが伝わる作品に仕上げた。夏休み中に毎日コツコツと描いたといい、川の水が流れているように描くのが難しかった。「楽しそうな絵になるように描きました。優秀賞に選ばれてうれしい。絵が好きなので、これからもいっぱい描きたいです」と笑顔で話していた。

 日高地方からの入選、佳作は次の皆さん。

 【小学低学年】入選=大堀珠実(内原2年)▽佳作=赤木一椛(藤田1年)、柏木優珠(内原2年)【小学中学年】入選=龍田慎市(中津3年)、菴原悠眞(清流3年)、田中優羽(内原3年)、木島琉晴(川原河3年)▽佳作=村上元太(藤田3年)、西田幸ノ介(野口3年)【中学生】入選=友渕崇文(美山3年)