男子の部準優勝の南部

 第42回近畿小学生バレーボール選手権大会が19日、滋賀県野洲市総合体育館で開かれ、男子の部で南部が準優勝した。

 男子の部は近畿6府県予選を優勝した6チームが参加し、トーナメントで争った。南部は準決勝から登場し、宝塚スカイ(兵庫)と対戦。夏のスポーツ少年団近畿大会でブロック優勝している強豪で、一進一退の攻防は2セットともジュースにもつれる接戦となったが、22―20、23―21でストレート勝ちした。決勝の相手は夏の近畿選手権決勝で敗れた山王(京都)。南部は170㌢台2人、160㌢台2人の高さとパワーを武器にエース坂本らアタッカーが次々とスパイクを決め、中盤まではシーソーゲームを展開したが、終盤に力尽き0―2(16―21、10―21)で悔しい敗戦となった。生駒明広監督は「決勝戦は高さとパワーではこちらが勝り、トスが上がるとスパイクをきっちりと決められたが、勝負どころでサーブミスが目立ち、相手のサーブにも崩された。課題点を修正し、最終目標である来年1月9日の全国スポ少近畿予選でリベンジして、全国大会出場切符(近畿優勝チームのみ)を獲得できるように頑張りたい」とやる気をみなぎらせた。

 女子の部にも南部が出場し、ベスト8入りした。12チームがトーナメントで争い、1回戦で輪童(兵庫)を2―0(23―21、21―18)で下した。準々決勝では草津はやぶさ(滋賀)に0―2(9―21、11―21)で敗れた。

 南部男子のメンバーは次の皆さん。

 生駒明広(監督)、竝木正明(コーチ)、濱口滉大、久保正樹、森山風雅、大瀬琥太郎、坂本颯佑、柏木颯斗、岩﨑煌介、和田幸樹、鈴木悠矢、法忍和真、濱口蒼大、竹中龍星、大井悠跳、木下涼太郎、米澤奏汰郎、井口真(4年以上)