写真=白崎海岸沿いのコースを走る参加者

 紀中地方の8市町をコースとしたサイクリングイベントが7日、由良町の白崎海洋公園を発着点に開かれた。関西を中心に全国の20都府県から208人が参加し、自然豊かな海岸沿いや山林の中を走る延長118㌔のコースを楽しんだ。

 主催は一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンで、由良町が後援。全国各地に設定されたサイクリングコースを完走すると、走破の証として「サイクルボール(輪球)」がもらえるというアプリを活用した企画の一環。

 イベントには和歌山、大阪、兵庫などの近畿地方ほか、茨城や東京、香川などからもエントリー。受け付けを済ませた参加者が午前6時から順次スタート。広川町、湯浅町、有田市、有田川町、日高川町、御坊市、日高町を通る自然豊かなコースを走った。途中、4カ所にエイドステーションが設けられ、休憩しながらマイペースでサイクリングを楽しむ姿がみられた。午前11時半ごろからゴールし、最終は午後4時ごろ。参加者全員が完走した。

 堺市から参加した会社員宮内理さん(58)は、「いろんな景色を楽しみながらマイペースで頑張りました」と話していた。