写真=果敢にゴールを狙う和歌山南陵の選手

 第74回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ2021)に出場する和歌山南陵男子の壮行試合が4日、日高川町和佐の同校体育館で行われた。

 国内男子プロ「bリーグ」参入を目指す社会人チーム「ONELYS wakayama」(ワンリーズ和歌山)と対戦。今年の県総合バスケットボール選手権大会兼天皇杯予選等を制した強豪に胸を借りた。

 試合は和歌山南陵が懸命に守り、果敢に攻めて一進一退。82―88で敗れたが健闘し、迫る23日の開幕へ弾みをつけた。

 地元の小中学生や保護者、住民ら約100人が観戦。ハイレベルのプレーに見入り、豪快なダンク、華麗な3点シュートにどよめきや拍手が起こっていた。

 美浜町から来た会社員で日高高校男子バスケットボール部出身の松本篤さん(39)は「ユーチューブで見ていましたが、生で見るともっとすごい。とにかく面白い。日高地方のチームとして応援したい。頑張ってほしい」とエールを送っていた。