県は2日、好評となっている新型コロナ支援策「わかやまリフレッシュプラン3rd」の第5回販売を抽選とし、11月4日から受付を開始すると発表した。

 リフレッシュプランは県民が県内で宿泊する場合などに2分の1、上限1万円で補助。昨年夏に第1弾が販売され、今年6月からの第2弾も20億円の予算を確保したが、すぐに完売。第3弾は22億1650万円の予算を確保し、これまで10月8、14、21、28日の4回販売。電子チケットの販売方法は先着順で、受付のためのサーバーを増強。また昼間仕事の人でも買いやすいよう、販売開始時間を午前11時から午後7時に変更するなど工夫してきたが、いずれも即完売で、購入できなかった人からは不満の声が出ていた。

 これらを踏まえて第5回は抽選とし、今回が最後の販売となる。販売枚数は12万枚。11月4~9日まで申し込みを受け付けし、抽選で当選した人が12~16日まで電子チケットを最大10枚まで購入できる。すでに10枚以上を購入している人は対象外となる。

 仁坂知事は「リフレッシュプランで観光客が戻ってきたという話を聞くし、県民にとっても和歌山の魅力を再発見するいい機会になっている。ただ、先着順での電子チケット販売には限界があることを感じた。これを反省し、今後どうするか考えていきたい」と述べた。