印南町の山間部、真妻地区で30日、青色のムカデが出没し=写真=、地域住民らを驚かせた。

 見つけたのは地元の地方公務員、井原崇博さん(50)で昼前、農作業で家を出たところ近くの道で発見。初めは釣りに使うゴム製のワーム(疑似餌)と思い、愛犬とともにスルーしたが、農機具を押して戻ってくると、急に動き出し、「うわっ」「これ何な」と、慌てて撮影したという。

 一般的によく見られる黒光りしたボディーではなく、光沢のある青い色のムカデ。体長は15㌢ほどだったといい、「すごいわな。80歳のおやじも見たことがないて言ってました。『捕まえんもんよ』と言われ、本当にそう、捕っておけばよかった」と話していた。