写真=吉田さん
国税の申告と納税や租税教育などに顕著な功績のある団体や個人をたたえる納税表彰の受賞者が16日に発表され、公益社団法人御坊納税協会の吉田 会長(78)=御坊市、ヨシダエルシス㈱代表取締役会長=が財務大臣納税表彰を受けることが決まった。43年にわたって納税協会など団体を通じた活動で納税思想の高揚に顕著な功績があったと認められた。
納税表彰は、国税の申告と納税教育等に関して功績顕著な団体、個人、法人を顕彰し、広く納税思想の高揚等に資するため毎年行われており、税務署長、国税局長、国税庁長官表彰などがある。財務大臣納税表彰は最高表彰で、税務協力団体の活動を通じて納税思想の高揚等に功績があった人などに贈られる。今年は全国で50人、県内では吉田さん1人が表彰を受ける。
吉田さんは、1978年5月に御坊納税協会の理事となり、81年に常任理事、95年に副会長を経て、2009年に会長に就任し現在も務めている。同協会の法人部会の部会長なども歴任したほか、日高納税貯蓄組合連合会の副会長を95年から14年務めるなど、43年にわたって税務協力団体の活動に尽力してきた。中でも、会員の新規獲得や指導・育成に力を注ぎ、組織の強化に努めた。「中学生の税についての作文」の応募率向上にも取り組み、毎年全国でもトップクラスの応募率を維持している。昨年は、新型コロナの影響で作文表彰式は中止となったが、代わりに紀州鉄道の車両内に優秀作文を掲示する作文列車の運行や、最優秀作文の暗唱などを盛り込んだ出発式を開催。この様子が広く一般に公開され、作文事業を効果的にPRしたことなどが認められた。
受賞にあたり「財務大臣表彰という非常に栄えある表彰で感激しています。会員や役員の皆さんには大変お世話になりました」と話し、「納税道義の普及、申告納税制度と期限内納付の推進をこれまで以上に努力し進めていきたい」と意欲を示した。
表彰式は新型コロナ感染拡大防止のため中止が決まっているが、11月1日に御坊税務署で表彰状の贈呈が行われる。


