日高町は今月末までとしていた温泉館「海の里みちしおの湯」の入館料割引期間を延長し、来年3月末までとすることを決めた。

 昨年9月から新型コロナウイルス感染症対応創生臨時交付金を活用し、入館料は基本的に300円引きを実施。割引後の入館者数を月別でみると、全ての月で前年同月を上回った。今年の7月でみると、昨年の3085人から5752人に86%増えている。町は利用者に好評だったことから10月以降も割り引きを続ける。

 通常の入館料は大人600円、町外の小人300円、町外の70歳以上・障害者手帳保持者・介添人510円だが、割引後の料金は大人300円、町外の小人が無料、町外の70歳以上・障害者手帳保持者・介添人が210円となる。ただし、町内60歳以上は通常300円から半額の150円とし、町内の小学生以下についてはもともと無料となっている。

 みちしおの湯は天然温泉で、効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身など。浴槽からはオーシャンビューの眺めを楽しむことができる。