写真=模擬投票をする生徒

 県選挙管理委員会と御坊市選挙管理委員会事務局は15日、日高高校定時制の生徒を対象に、選挙制度に関する出前講座を行った。

 授業には15歳から18歳までの18人が参加。「選挙の大切さを知ろう」と題して、県選挙管理委員会書記の玉石輝典さん(49)が講演した。 

 講座では、今年中に衆議院選挙が行われることを説明。18歳から選挙権が付与されるようになったことや、選挙制度の概要、実際に投票に行く時の手順等を説明。若者の投票率が低迷するなか、選挙に興味を持ち投票に行くことの大切さを強調した。

 講座の最後は、実際の投票会場を模した環境で、生徒が投票や集計等を体験した。生徒たちは候補者役の演説を聞いた後、少し緊張した表情で投票用紙に記入、投票した。

 尾崎優奈さん(17)は、「今まで選挙に興味はなかったけど、実際に模擬投票をしてみて、関心が出てきました」と話していた。