今年も半分が過ぎた。世界的に今年もコロナ一色の上半期だったが、日高地方ではどういった出来事があっただろうか。本紙のHPの記事アクセスランキングで振り返る。
まず3位は「県高校バスケ新人大会 和歌山南陵が創部1年目で優勝」(1月14日)。県高校バスケットボール新人大会男子の部で創部1年目の和歌山南陵が初優勝を飾ったことを報じた。2位は「御坊市ワクチン接種 予約電話と苦情殺到」(4月9日)。御坊市で新型コロナウイルスワクチン集団接種の予約受け付けが始まった際の混乱ぶりを報じた。
そして1位は「年末ジャンボ 御坊ウエイセンターから1等前後賞10億円」(1月20日)。美浜町田井にある「御坊ウエイチャンスセンター」から1等前後賞合わせて10億円の当選が飛び出したことを報じた。昨年6月には御坊市湯川町財部の「御坊ロマンシティチャンスセンター」でもロト6で1等3億6400万円の当選が出ており、「御坊で宝くじの運気が高まっているのでは」と話題になった。
このほかランクインは④御坊の旭化成和歌山工場 来年10月で閉鎖へ⑤鳥インフルで卵が品薄⑥田辺の外国人殺人事件JR切目駅も一時騒然――など。
昨年の記事ランキングではコロナ関係記事が大半を占めたが、今年の上半期は2位にワクチンの記事があったものの、ほとんど上位からなくなった。感染対策を講じながらさまざま取り組みを再開させるなど、人々がコロナ禍の中を前進し始めている表れだろう。一部のワクチン先進国で感染者が再増加するなど不安要素はあるが、このまま接種が進み、下半期は終息の兆しを報じる記事が上位に入ってくることを願いたい。(城)