16日は「和菓子の日」。由良町里の和菓子店「錦花堂」は同日、地元の小中学生(計314人)に和菓子を贈った。

 由良小学校(大江基博校長)では贈呈式が行われ、同店主の花岡孝司さん(46)が児童会代表4人に、「天狗力餅」と「水仙の里」のセットを手渡した。

 児童会会長の山本夢乃さん(6年)は「日頃から錦花堂のお菓子をよく食べています。遠くから親戚が来たときも、錦花堂にお土産を買いに行きます。由良の誇りだと思っているので、いただけてすごくうれしいです」などとお礼の言葉を述べた。

 花岡さんは「コロナ禍で窮屈な学校生活を送られていると思います。お菓子を食べて、少しでも喜んでもらえれば」と児童たちへの思いを伝えた。