写真=逢母の磯で枕状溶岩を見学

 日高郷土学の第19回例会が11日、美浜町三尾で開かれ、ウオーキングを楽しみながら三尾の歴史や自然について学んだ。

 御坊、田辺、白浜、上富田から11人が参加し、カナダミュージアム駐車場に集合。当日は好天に恵まれ、一行はまず逢母の磯まで歩いて海の眺めや潮風を楽しみながら、昼食の弁当に舌鼓。田辺ジオパーク研究会の浜田千佐子さん(田辺市)が参加しており、逢母に点在する岩を見て「いろいろな岩があり、地質学的にみて非常に興味深い場所。磯のあちこちに枕状溶岩がみられ、民家の石垣にも使われています。こんな場所は珍しいです。たかが石、されど石、自然からはいろいろなことがわかります」と説明。「三尾は山が海まで迫っており、耕作面積があまりなかったことから漁業が盛んになり海を渡ることにもなった。地形など自然の状況からも歴史が読み取れます」と話し、参加者は興味深く聞き入った。

 昼食後は龍王神社、法善寺などを巡り、カナダミュージアムで三尾たかえ館長から工野儀兵衛翁に始まる移民の歴史を聞いた。