写真=寄贈された車両とともに井上会長㊨ら

 昨夏に放送された日本テレビ系列のチャリティー番組「24時間テレビ43  愛は地球を救う」で集まった寄付金で購入された福祉車両1台が24日、由良町社会福祉協議会に届けられた。

 車両はワンボックス型の軽乗用車をベースに、車いすのスロープ付きで、24時間テレビのロゴ入り。同社協の老朽化した1台と入れ替え、デイサービスの送迎に使う。

 24時間テレビの福祉車両は2013年以来で3台目。これまで2台はリフト付きのキャラバンタイプの寄贈を受けている。

 今回、県内では同社協への1台だけ。新型コロナの影響で贈呈式はなく、この日、業者によって事務所がある吹井の地域福祉センターへ届けられた。井上充明会長は「寄付された方の思いが詰まった車両。職員一同、喜んでいます。軽なので狭い道も通れ、利用者さんの家の近くまで行けます。これからも手厚い介護支援を行っていきたい」と話していた。