湯浅御坊道路・阪和道の4車線化事業で、みなべ―南紀田辺間(延長2・2㌔)が2021年度に事業化されると、自民党の二階俊博幹事長から連絡があった。

 すでに事業が進められているみなべIC付近の延長3㌔は今月27日、印南ICから印南SAまで延長3㌔は4月10日頃、ひと足早く付加車線として4車線化が開通することも決定。年末までには有田―印南IC間(29・2㌔)の4車線化が完成する。

 二階幹事長は「今日まで努力を続けられた紀南の市町村の皆さま、たびたび要望のため上京された同志の皆さまの喜びの様子を拝察し、私も喜んでいる」とし、高速道路紀伊半島一周については2019年に全線が事業化されて以来着実に進み、政府の今年度第3次補正でも多額の予算がついたことを報告。「新年度当初予算でもしっかり対応し、一日も早い紀伊半島一周に向けて、国、県挙げて頑張りますので、用地のご協力など、地元としてできることは地元でご努力いただきたい。私も自民党幹事長として期待に応えるため、懸命の努力を重ねる」と意欲をみせている。