写真=紅梅の貼り絵を眺める利用者

 御坊市湯川町財部、ケアビレッジデイサービス「歩」では観梅シーズンに合わせ、食堂に大きな紅梅の貼り絵が登場している。

 利用者が集まる食堂に、これまでにも花見、祭りなど季節を感じさせるテーマで貼り絵を設置しており、今回は梅が咲き始める今月初め頃から紅梅の花を折り紙で作って貼り始めた。幹の部分は黒い紙、花は赤い紙で、利用者自身が折ったものを貼りつけている。幹の形などデザインは職員が担当し、立派な枝ぶりの大木。日ごとに花が増えて、本物の梅林の状況と合わせるように、中旬に入ってからは満開に近くなっている。

 利用者は「以前は家族で梅林に出かけて楽しみましたが、今年は遠出もできないので、ここで観梅気分を味わっています」と楽しんで眺めている。