写真=雑木林に散乱していたガソリン携行缶

 印南町島田地内の町道沿いで27日、ガソリンの携行缶の不法投棄が見つかった。

 現場は切目漁港近くの国道42号から北へ約200㍍の町道崎山線

支線1号沿いで、周囲に民家がなく人通りが少ない場所。地元の人が発見し、役場に通報した。職員が現場を確認すると、赤色のガソリン携行缶20個が道路から5㍍程度下の雑木林斜面に散乱。大きいものでは20㍑程度のガソリンが入る缶もあった。

 町は不法投棄者を特定するため御坊署に捜査を依頼するとともに、目撃情報の提供を呼びかけている。

 不法投棄は犯罪で、廃棄物処理及び清掃に関する法律に基づき、5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金または併科の罰則となっている。