インターネット衣料品通販大手ZOZOの創業者で、スタートトゥデイ代表取締役社長の前澤友作氏(45)から、御坊市へのふるさと納税500万円の寄付が届いた。

 前澤氏は昨年11月19日、ツイッターで「今年納付予定のふるさと納税約8億円の寄付先を探しています」「皆様のアイデアやご意見をツイートください」と、ふるさと納税の寄付先を募集。呼びかけに対して三浦源吾市長が応募し、御坊総合運動公園と野口オートキャンプ場での有効活用を提案した。

 その後、前澤氏は12月21日、寄付先の決定をツイート。全国156の首長らから提案を受け、この自治体全てに500万円ずつ寄付すると明らかにした。

 御坊市にもその日に連絡があり、三浦市長は「ふるさと納税ありがとうございます。市長に就任して半年、今回の応募にあたり職員と一緒になって夜遅くまで夢のある話を語り合えたことを喜んでおりました。今回、ふるさと納税していただけることを大変うれしく感激しております。大切に使わせていただきます」と返信。28日に寄付があったという。

 前澤氏のふるさと納税は総額7億8000万円。県内の自治体では御坊市と白浜町に寄付があり、返礼品については募集時に「返礼品は辞退します」と表明していた。