2021年がスタートした。昨年は新型コロナウイルスに振り回された一年だったが、今年も依然として猛威を振るっており、ニュースでは連日「感染者数が過去最多を記録」との見出しが飛び交っている。
厚生労働省がHPで公開している国内の一日当たりの陽性者数の棒グラフを見ると、昨年夏の第2波の陽性者数はピーク時で1500人程度だが、今年は年末に3倍となる4500人に届く勢いとなっている。
年末年始は人の往来が増えたほか、ショッピングモールなどで人が集まることも多くなった。筆者も年末年始に、御坊市内のスーパーに行ったが、どこもかなりの混雑ぶりだった。さらに全国の各地方で、都市部からの帰省者の感染が確認されており、今後さらに感染者が増加していくことが心配される。
また11日には成人の日を迎え、各地で成人式が行われる。新成人は大学や就職などで都市部に出ていることも多く、感染拡大が心配され、自治体によっては中止・延期するところもある。日高地方では美浜町とみなべ町が延期を決めており、その他の市町は実施予定だ。地方への感染拡大は心配だが、大人の仲間入りを果たす人生の大きなイベントということもあり、各自治体もさまざまな考慮をした結果だろう。
ただ感染が心配されるのは式自体よりその後の会食などだ。大人数での会食は対策が徹底された式と違い、感染する確率が一気に増加する。友人との久しぶりの再会に気持ちが高まることだろうが、大人の仲間入りを果たした新成人たちには、社会の一員としての責任感を持った行動を心掛けてもらいたい。(城)


