美浜町立図書館「友学の森」は、来年10月30日から県内各地で開催される国民文化祭「紀の国わかやま文化祭2021折り鶴プロジェクト」に参加する。

 折り鶴プロジェクトは、県のPRキャラクター「きいちゃん」の下絵が描かれたパネルに、下絵に沿った色の折り紙で折った鶴を貼り、絵を完成させる。完成すると、県内各地の文化祭イベント会場に展示される。太鼓や合唱、俳句、健康麻雀など、同文化祭にちなんだ24種のきいちゃんの絵があり、同図書館では楽しそうに踊る「ダンス」のきいちゃんを制作中。折り鶴は約400個必要で、「皆さんの折った鶴でモザイクアートを完成させ、文化祭に訪れる人をお出迎えしましょう」と協力を呼びかけている。折り紙は専用のものが、図書館に準備されている。

 日高地方では、ほかに川原河小学校が同プロジェクトに参加している。

 折り鶴プロジェクト参加団体募集中 第36回国民文化祭・わかやま2021、第21回全国障害者芸術・文化祭県実行委員会事務局は、同プロジェクトへの参加団体を募集している。子どもから高齢者まで、県民に広く同文化祭を周知する取り組みで、対象は、県内で活動する文化団体やサークル、こども園や学校など。制作に必要な折り紙等の物品は事務局から提供される。締め切りは来年7月20日。問い合わせは同実行委員事務局℡073―433―2570。

写真=折り鶴を貼るきいちゃんモザイクアート