美浜町民生・児童委員協議会は26日、中央公民館で研修会を開き、三尾在住の現役東大生から見た三尾について話を聞いた。委員20人のほか、約10人の町民も参加した。

 講師は、東京大学経済学部3年の岩永淳志さん(22)。岩永さんは昨年8月、大学を1年間休学し、三尾のゲストハウス&バー「ダイヤモンドヘッド」に住み込み、店の手伝いの傍ら、地域の人から話を聞くなどし地方の暮らしに触れてきた。

 2年前、高校時代好きだったアニメ「Air」の背景として描かれている美浜町を聖地巡礼で訪れたこと、海外留学の経験からお客様扱いされない国内のどこかに留学したいと思っていたことなど、三尾に来ることになったきっかけを説明。住み始めてから、三尾がカナダ移民の町であったこと、龍王神社など多くの魅力があることなどを知った。

 1年が過ぎたいま、三尾に対してやりたいこととして、「三尾に興味を持った人がいても、インターネット検索で得られる情報が少なく、行かなければわからないことばかり。必要最小限の情報やいま三尾で起こっていることなど、ウェブを活用し、誰からでも見えるようにしたい」と話した。情報発信していない三尾の魅力は「ないことになっている。もっと多くの魅力を発見したい」と、すでにグーグルマップに多くのスポット登録をしたという。

 カナダ移民については「移民者のドラマチックな部分を追体験するなど、多くの人に印象的な形で伝えたい」と話した。

写真=「三尾の魅力を発信したい」と岩永さん