印南町社会福祉協議会サマーボランティアスクールの環境整備ボランティアと災害ストックヤード点検ボランティアが8日から10日まで町内各地で行われ、小中学生ら延べ125人が参加した。

 環境整備ボランティアは印南避難センター、稲原防災センター、切目王子、切目川ダムの4カ所であり、それぞれ草引きや施設内の掃除に汗を流した。切目王子でのボランティアに参加した12人は、普段は公開されていない社殿の中に入って雑巾がけする貴重な体験をした。稲原防災センターでは高校生の参加もあった。

 災害ストックヤード点検ボランティアは旧稲原西保育園で行われ、園内に保管されている災害用品を整理したり、「和歌山社協」のステッカーを貼ったりして、もしもの場合に備えた。

写真=切目王子の社殿を掃除する参加者