「2020 夏 高校野球和歌山大会」は5日、準決勝が行われ、第1試合の日高は智弁和歌山にコールド負け。これで本紙エリア勢は7校全て敗退となった。

智弁和歌山
451200012
00000303
日高
(7回コールド)

 日高は4点を追う初回、先頭の新野が左前打も好機を広げられず、4回には湯川、杉本の連打で得点圏に走者を置くも一本が出なかった。6回1死一、二塁、3番手登板の智弁和歌山のエース・小林樹斗(松洋中出身)から、杉元が左前打で満塁とし、矢田の遊撃強襲となる適時打で1点。さらに巽の右前、村松の中前への連続適時打が飛び出し、4連打で計3点を返して一矢報いた。

 投手陣は準々決勝から中1日の先発・湯川が初回に2本の適時打を浴び、2回には川上に右中間へ2点本塁打をたたき込まれるなどして、5回を15安打12失点で降板。2番手・巽が6回、3番手・新野が7回を無失点に抑えた。

写真=日高6回1死満塁、矢田が遊撃強襲の適時打