御坊広域青少年補導センター管内(みなべ町を除く日高地方6市町)で、声かけや性器露出の不審者が相次いでいる。今年度は先月末現在で13件あり、新型コロナのため長期の臨時休業となっていた学校が再開された6月以降に急増。7月だけでも8件もあり、センターは御坊署とともに警戒を強め、子どもたちや保護者に注意を呼びかけている。

 同センターのまとめによると、今年度の不審者は7月31日現在、5月1件、6月4件、7月8件の計13件。新型コロナで臨時休校になった学校再開後の6月以降に急増している。過去の4~7月末の件数をみると、3年前の17年度が7件(1年間22件)、18年度が10件(29件)、19年度は17件(33件)となっているが、6・7月の2カ月間に限ると前年度は6件。今年度は倍増のペースで不審者が出没している。

 今年度は5月26日に美浜町で女子高校生への声かけがあり、6月は2日に日高町で男子中学生への声かけ、9日に御坊市で男子小学生への痴漢、22日に日高町で男子中学生への声かけ、27日に御坊市で女子高校生への声かけが発生。7月は1日に御坊市で女子中学生への声かけ、2日に御坊市で女子高校生への声かけ、15日に御坊市で男子小学生への腕つかみと男子中学生への不審な行為、20日に御坊市で女子中学生への声かけ・腕つかみ、22日に御坊市で男子小学生への性器露出、23日に御坊市で男子小学生への性器露出、28日に御坊市で女子中学生への腕つかみ・後つけがあった。不審者は13件いずれも男とみられ、今年度は朝の登校中にも発生しているという。

 同センターは「非常に多い状況」とみてパトロールを強化。地域への見守りを呼びかけるとともに、子どもたちや保護者には「できるだけ集団で登下校し、身の危険を感じた時は防犯ブザーを鳴らし、きしゅう君の家へ駆け込んで逃げ、すぐに大人へ伝えてください。家庭でも、きしゅう君の家の位置を確認したり、防犯について話し合ったり注意してほしい」としている。