県の第6回アジア・オセアニア高校生フォーラムが29日から3日間、WEB会議形式で開催され、日高地方からは日高高校2年生の川合咲穂さん、樫木彩さん、小早川えりかさんの3人が参加。パソコンのカメラに向かい英語を使って自己紹介や意見発表を行い、世界の課題について海外の高校生と意見を交わした。

フォーラムは例年、県民文化会館に集まって開かれていたが、今年は新型コロナウイルスの感染防止のため、Webで開催。今年はインドやオーストラリア、台湾、中国、韓国、マレーシアなど日本を含む20の国・地域の高校生が参加。分科会のテーマは「津波・防災対策」「環境」「観光・文化」「教育」「食糧問題」の5つがあり、それぞれ事前に考えてきた意見を発表したあと、質疑応答や討論を行った。

29日は開会式で始まり、仁坂吉伸知事らがあいさつしたほか、生徒たち一人ひとりが自己紹介。日高の3人も名前を呼ばれると、練習してきた英語で自分のことを紹介した。

分科会は、「観光・文化」がテーマの川合さんと小早川さんは同校の図書室、「津波・防災対策」がテーマの樫木さんは放送室にパソコンを置いて参加。意見発表担当の川合さんは、自分が住んでいる美浜町の観光客アップへ、町の人自身がもっと町の魅力を知り、他の人に勧められるようにすることや、多言語の魅力的な観光ウェブサイトを構築する必要性を主張した。シンガポールの高校生らからの質問にも対応した。

3人は発表を終え、「すごく緊張しました。ネイティブの英語の聞き取りが難しかったですが、自分の言いたいことは言えました」と安堵の表情。オンラインについては「たまに音が途切れることはありますが、全然問題なくできました」と話していた。

小早川さんと樫木さんは討論者として意見する立場で、コーディネーターから指名されることもあり、各参加者の発表に熱心に聞き入っていた。

写真=パソコンに向かう川合さん㊧と小早川さん㊤と、討論者として意見を聞く樫木さん