一般社団法人御坊青年会議所(中村英貴理事長)、日本青年会議所(JCI日本)近畿地区和歌山ブロック協議会(小池知明会長)は24日、JCI日本が企画する全国一斉花火プロジェクトに参画し、御坊日高地方で花火を打ち上げる。午後8時から。

 プロジェクトは、JCI日本、47都道府県のブロック協議会、各地の青年会議所などが全国の花火業者と連携。24日は本来、オリンピックが幕を開け、日本を中心に世界中が熱狂し、新しい日本が始まる日だった。その日に焦点を当て、「あたらしい日本をはじめよう~はじまりの花火~」と題し、それぞれの地域を応援し、ともに新しい日本を始める合図として花火を打ち上げる。花火には新型コロナの終息や落ち込んだ経済、多くの人の感情の復興への願いが込められている。

 各都道府県1、2カ所で開催、和歌山は8JCのうち御坊JCが御坊日高地方で、有田JCが有田地方で実施する。新型コロナ対策で3密回避のため、数分で終了し、具体的な実施場所は公表しない。雨天決行、荒天中止。御坊日高では75発を打ち上げる。

 中村理事長、小池和歌山ブロック長は「全てのイベントが中止と活動できない状況のなか、何かできることをと手を挙げました。実施場所が公表できないのは残念ですが、花火を見ていただけた方には少しでも明るい気持ちになってもらえれば」と話している。