日高高校は1日、2、3年生が昨年度に調べてきた地域課題解決研究の成果を披露する校内発表会を開き、各教室で取り組みが発表された。

 同校が国から指定を受けている「スーパーグローバルハイスクール事業」の一環。昨年度の1、2年生が数人ずつの班に分かれ、テーマを設定して研究してきた。発表は各教室で行われ、他の生徒たちが興味のある研究を見学した。

 2年生の男子生徒3人の班はラーメンの湯切りについて研究。高い所から一気に腕を振り下ろして湯切りする「天空落とし」という技を知り、実際に天空から麺を落とすことでどの程度湯切りできるのか研究。市内のラーメン店「BIRDMAN」も協力。校舎の最も高い4階(12・9㍍)から落とし、落下速度や湯切りできた量を計測。結果、満足のいく湯切りが行えず、さまざまな階数で試したところ、一定の落下速度に達すると高さを変えても速度が上がらないことを発見。湯切り量を増やすためには、「湯切り網の質量を増やす必要がある」という新たな考察を出した。難しい物理のテーマをラーメンの湯切りというユニークな視点で紹介し、多くの生徒の注目を集めていた。

 このほか「和歌山県の方言」や「和歌山の特産を使ったフルコース作り」「地元のラーメン店を宣伝」「ペットの避難対策」「日本の移民政策」などさまざまな研究があった。

写真=湯切りの研究成果を披露する2年生